Makolog

子育てもほぼ終了…アラカンママが気まぐれにつづります。

【新型コロナウイルス】感染防止の時差出勤・テレワーク(在宅勤務)で感じたこと(*^^)v

コロナウイルス感染予防対策として、今週(3月2日)より小中学校・高校・特別支援学校が休校になりました。

休校より1週間が経とうとしておりますが、小中学生・高校生のお子さまをお持ちのご家庭、学校関係のお仕事をされている方・業者さんは、急激な状況の展開にさぞ大変な思いをされていると思います。

 

【目次】

 

オフィス・通勤電車の変化

勤め人である私。

会社はお休みにはなりませんが、通勤やオフィスの状況に変化が出てきました。

会社としては、業務の質を落とさないことを条件に時差出勤・テレワーク(在宅勤務)を推奨しています。

テレワークに移行できる業務ばかりではありませんが、オフィスで仕事をしている人数は明らかに減っています。

いつもは毎朝の出社時、オフィスに上がるエレベーター前には長蛇の列ができるのですが、現在ほとんど人は並んでいません。

 

次に通勤電車ですが、多くの会社で時差出勤・テレワークが導入・推奨されているせいでしょうか。

電車が空いてるのです\(^_^)/

 

最寄りの駅から乗車すると、座れはしませんが、きちんとつり革につかまれる座席の前の立ち位置が確保できます。

ちなみにいつもは、出入口付近2,3歩のところからもう奥には入れず、押しつぶされそうになりながら多少混雑が緩和される駅に到着するまで耐えています。

 

ラッシュ

実際、朝のラッシュ時の混雑ぶりは緩和されているようで、東京都交通局が都営地下鉄4路線(浅草、三田、新宿、大江戸)の自動改札の利用客数をとりまとめ2月25日~27日と1月20~24日の混雑時間帯(午前7時半~9時半)を比較した結果、1日ごとの平均利用客は約5万人(約8%)少なく、一方、午前6時半~7時半では約1万人(約3%)増えていることがわかったそうです。

私が利用している路線は都営地下鉄ではありませんが、同様の事象が発生し、通勤時間帯の分散が進んでいると考えられます。

 

それにしても電車が空いているってウレシイものです(^^)。

もみくちゃにされるストレスもありませんし、電車も遅れません。

通勤電車がストレスになっていることを改めて感じました。

 

時差出勤は交通機関を利用する時間帯を分散させるのが目的。

現在、定時の出社ですが、かなり混雑が緩和されている状況。

私は時差出勤せず定時のままでいこうかな…なんて考えています。

 

一方、時差出勤した人およびこれまでも時差出勤にあたる時間帯に利用していた人はどうかというと…

人の移動時間を分散させたため、かえって混んでいる時間帯もあるようです(>_<)

社内で時差出勤している方の話では、例えばいつもの9時出社を10時出社または11時出社にするような「ちょうど」の時間を狙うとあまり混雑は緩和されないそうです。でも、その時間をはずせば空いているとの情報もありました。

 

時差出勤でかえって混雑を感じていらっしゃる方、時差出勤して混雑した電車に乗るのは本末顛倒というところ。

正時の出社をやめて少しずらしてみるといいかもしれません。

 

皆が同じ時間の時差出勤しますとまたそこに利用者が集中します。

うまく分散させることが必要ですね。 

 

※電車の状況は地域・路線による差が大きいと思います。あらかじめご了承ください。

 

時差出勤・テレワークの導入

新型コロナウイルスから従業員を守るため、テレワークや時差出勤を実施する企業が増えつつあるようです。

従来より、働き方改革や東京五輪・パラリンピックの混雑回避を狙って時差出勤・テレワークの導入を検討し、準備を進めてきた企業も多いのでしょう。

今回のウイルス対策で制度の利用を推奨したり回数などの制限の撤廃を行い、従業員の健康を守り事業継続につなげる企業が増えているようです。

テレワーク

[http:// manamieさんによるイラストACからのイラスト :テレワーク在宅ワーク男性1]

 

ただ、テレワーク・時差出勤ができる業種・業務は限定的であり、物理的な物や人を扱う業種・職種はなかなか導入が進んでいないのも事実のようです。

 

テレワークの導入アンケート

ちょっと古いデータですが、総務省の白書では平成27年の調査において、テレワークのための制度や仕組みを導入している企業は7.9%「検討している」および「関心がある」と回答した企業を加えても2割程度でした。

それに対し、「テレワークに適した職種がない」と答えた企業が約4割を占め、そもそもテレワークを導入することができないと考えている企業が多かったようです。

また、従業員別にみると、規模が大きいほどテレワークの導入率が上がる傾向があります。

やはり、テレワークを行うためのインフラ整備が大変なのでしょうか。

 

業種別には、情報通信業で高く、医療・福祉等で低くなっています。

確かに、病院や福祉施設などの直接人を相手にする業種でテレワークを進めることができないのはうなずけますね。

 

*上記は総務省白書を参考にしています。

www.soumu.go.jp

 

まとめ

現在は、この平成27年の調査から数年経過しており、当時と多少状況が異なっているかも知れません。

働き方改革、オリンピック・パラリンピックを見据えて、東京都が時差出勤・テレワークの積極的な導入を企業に呼び掛けていたところでの今回のウイルスの流行。

今回の対応で、時差出勤やテレワークが一気に加速する可能性もありますね。

 

テレワークは、現段階ではまだまだ大企業での導入が多いようですが、今回の取り組みが有効であれば、テレワークを取り入れた事業継続計画(BCP)の策定も進むことが考えられます。

 

新型ウイルスへの感染予防のための施策がこの先いつまで必要かはわかりませんが、通勤電車の状況はこのままで会ってほしいと願う今日この頃。

少し快適な状況に慣れると、元に戻った場合、さらにストレスを感じてしまいそうです。

時差出勤・テレワークの推奨…、私にとってもありがたいものです。

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました。