Makoです。
今日は「里芋」と「ゆず」を使った料理の話です。何で今頃?今が旬というわけでもないのに…と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
確かにこの2つは秋が旬です。
昨年の11月から12月にかけて、知人の庭というか畑で収穫した里芋とゆずをたくさんいただき、何回かにわけて食べてましたが、つい最近最後の里芋を調理したのでご紹介してみようと思いました。
まず、里芋もゆずもよく御存知の素材だと思いますが、この二つを組み合わせた料理って想像できますか?
この取り合わせは、私にとって「想定外」だったのですが、実は里芋の煮物にゆずのすりおろしをかけて食べるレシピが我が家ではとても好評なのです。
このレシピ、若いときから持っていたお料理カードに載っていたのですが、食わずぎらいというか作らず嫌いで、作ってみようという気持ちは起きませんでした。
〔目次〕
きっかけ
特に注目していなかったレシピを試すきっかけとなったのは、4年前に知人より里芋とゆずを同時にいただいたことです。
「さて、どうやって食べようか」と思ったとき、いただいた2つのものを同時に使うメニューがあったことを思い出しました。
そして作ってみたら、これが意外にも美味しい(≧▽≦)!
さといもの煮物
材料
*4人分
サトイモ(皮付き) 600g
煮汁 だし汁 3カップ
酒 大さじ2杯
砂糖 大さじ3杯
薄口しょうゆ 大さじ2杯
塩 小さじ1杯弱
みりん 大さじ1杯
削り節 1カップ *省略も可能
ゆず 1個
下ごしらえ
サトイモ:洗って上下を切り落とし、角を付けて皮をむいて洗い、鍋に入れて被る
ぐらいの水に入れてゆでる。竹串がスーッと通るくらいまでゆで、形を
くずさないように丁寧に水洗いする
削り節:タテ25c㎝、ヨコ15cmくらいの大きさのさらしの袋を用意して、削り節を
入れて、削り節が出てこないように半分に折る。
ゆず:皮の黄色い部分だけをすりおろす。
作り方
①鍋にサトイモを入れ、だし汁を注いで、酒、砂糖を加え、煮立ったら弱火にして
2~3分煮る。
②①に薄口しょうゆ、塩を加え、削り節の入った袋で落としぶたをし、さらに鍋ぶた
もして、静かに煮立つくらいの火加減で7~8分に含める。
*削り節の袋を省略する場合はご家庭のある落としぶたをお使いください。
③鍋ぶた、落としぶたを取り、みりんを加え、煮汁がほとんどなくなるまで、つや
よくこっくりと煮上げる。
④器にサトイモを盛り、おろしたユズを全体にふる。
下の写真は、ゆずをすりおろさず千切りを載せていますが、見かけはこんな感じです。
わがダンナ様はこの煮物がすっかり気にいり、このためなら里芋の収穫を手伝い、さらに芋の皮も率先して剥くという徹底ぶり(^^)/
「旬が同じ時期のものってあうんだな…」と感じると同時に、先入観持たずにいろいろ試してみなきゃ…と思った出来事でした。